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住宅ローン借り換えにメリットはあるの?まずはあなたの状況把握から!

住宅ローン借り換えにメリットはあるの?まずはあなたの状況把握から!

最近の低金利の時代によって、住宅ローンの借り換えも人気になっています。住宅ローンは長期にわたって返済していくものですが、意外と詳細を知らない人もいます。そこで今回の記事では、住宅ローンの借り換えについて詳しく解説していきます。
 
この記事を読むと、住宅ローンのメリットでメリットが分かりますのでぜひ最後までご覧ください。
 

住宅ローンの借り換えとは?

住宅ローンの借り換えとは、以前から支払っていた住宅ローンの全額を他の銀行から借りて、元の銀行に返すことを指します。2019年時点では、以前の住宅ローンと比べ低金利になっており、金利が1%変わるだけでも返済総額が大きく異なってきます。
 
この項目では、住宅ローン借り換えをするにはどのような人がおすすめなのか詳しく解説していきます。
 

借り換えはどのような状況でするべきなのか

借り換えを行うべきなのは、現在借りている住宅ローンよりも、低金利なものがあった場合です。具体的な金利基準は1%の差があれば、返済総額がお得になる可能性が非常に高いです。
 
また、もう一つの想定される状況としては、変動金利から固定金利に切り替える場合です。基本的に変動金利の方が固定金利よりも安く設定されますが、住宅ローンという長期に渡って返済を行わなければならないローンでは、全期間固定などに切り替えて収支の予測をつけるということも、借り換えの判断基準となります。
 

借り換えをするとお得な人とは?

一般的に住宅ローンが1,000万円以上残っており、先ほど述べた金利差が1%以上ある方です。住宅ローン金利の推移は、現在かなり低くなっていて、金利が高いときにローンを組んだ人は借り換えをするメリットが非常に高いです。

 

借り換えをしない方がお得な場合もある!

借り換えをすると返済総額が減るというイメージがあり、借り換えを検討する方もいらっしゃいますが、しない方がいいという場合もあります。それは、住宅ローン総額があまり残っていない場合です。
 
なぜかと言うと、借り換えには手続きの諸費用がかかるからです。住宅ローン残高が残っていない場合には、返済総額が低くなった分とかかった諸費用を比較すると、結局費用倒れしてしまったということもあります。
 

住宅ローン借り換えを行うべき3つのメリット

さて、では住宅ローン借り換えを行うべきメリットは何があるのでしょうか。このメリットについて、この項目で解説していきます。結論としては、返済総額や枠組みを変更することによって、ライフスタイルに応じた変化をつけることができる点です。
 

最終支払額がかなり異なってくる

前の項目で解説した条件を満たして、住宅ローン借り換えを行うと最終支払い額が、かなり低くなります。支払い総額が低くなるということは、月額の支払い額も数万円単位で変わってくる可能性があるということです。
 
月額の支払いが変わってくるだけで、普段の生活にも余裕が出てきます。例えばお子さんがいる家庭では、教育費にかけられるお金が増えたり、レジャーに出かけたりする頻度も増やすことが可能になってきます。
 

様々な枠組みを変更することができる

借り換えを行う際には、住宅ローンに関連するいろいろな枠組みも同時に変更が可能です。具体的には、変動金利から固定金利に変更したり、団体信用生命保険の内容を充実させたり、リフォームローンを借りることが出来たりします。
 
提示された枠組みを十分に吟味して、あなたの現在の状況にあわせた変更を加えることで、生活の質も向上することができます。
 

ライフスタイルの変化から利便性が向上する場合も

住宅ローンを組むと長期の返済を行っていくことになります。例えば、住宅ローンを組んだ当初には、転勤はないと思っていたのに転勤命令を受け給与口座などが変わってしまったということです。他にも引っ越しをして、メインバンクを変えるほかなかったということも考えられます。
 
こういったライフスタイルの変化から、借り換えを行った方が、利便性が向上する場合もあります。
 

住宅ローン借り換えのデメリット

借り換えにはメリットだけでなく、デメリットも含まれます。一概にいいことづくめではないため、しっかりと確認しておきましょう。この項目では、見落とされがちなデメリットについて詳しく解説していきます。
 

借り換えには諸費用がかかる

繰り返しになりますが、借り換えには諸費用がかかります。ローンを組み直すために申請をもう一度提出しなければならず、保証料や印紙代などがかかってきます。支払い方法は各種金融機関によって異なり、住宅ローンに含むことができる場合と、そうでない場合があります。
 
諸費用を一括で支払う場合には、手持ちのお金が一時的に減ります。また、住宅ローンに含める場合には、月々の支払い金額が上がります。

審査がもう一度ある

見落としがちな点ですが、借り換えも住宅ローンを借りるのとほとんど替わりがないので、金融機関による、あなたの審査がもう一度行われることになります。初めの住宅ローンのときと状況が異なって落ちてしまう可能性もあるということです。
 
審査に落ちてしまった場合には、今までの苦労が無駄になってしまうため、慎重に行うことが重要です。
 

口座の変更があり手続きが面倒になる可能性

住宅ローン支払い口座は、金融機関を替えた場合に変更になる可能性が非常に高いです。口座の変更や改めて発行する場合には、手続きに時間がかかってしまうことも十分に考えられます。何度も金融機関に足を運ばないといけなくなる可能性もあるので、入念な準備を行うようにしましょう。
 

まとめ

いかがだったでしょうか。住宅ローンの見直しである借り換えについては様々なメリットデメリットがあります、どこか疑問に感じる場合も多いです。この場合には専門家の意見も大切にして吟味する必要がでてきます。
 
そういった場合には住宅ローン借り換えプランナーを頼るべきです。東京、埼玉近郊で住宅ローンの専門家をお探しなら、「株式会社サンクフル・アイ」へどうぞ。
 

家族ができてからの医療保険の使い方!結婚や出産などケース別に紹介

家族ができてからの医療保険の使い方!結婚や出産などケース別に紹介

結婚や出産などで保険との向き合い方が変わる人もいるでしょう。家族を作ろうと考えているなら、医療保険の選び方も重要とされます。家族ができれば、自身以外の人が病気や怪我に見舞われても医療費について考えなければならないからです。
 
本記事では安心して家族暮らしを始めたい人のために、結婚や出産後における医療保険の活用方法を紹介します。これを読むことで家族のために医療保険を正しく使う方法がわかるでしょう。
 

家族ができたら医療保険選びが大切

今は独身であっても、結婚相手ができ、子どもとともに家族として過ごしたい人は多いでしょう。しかし家族で過ごすには何かとお金がかかります。特に病気や怪我で医療費に関わる可能性も高くなることに注意しましょう。
 

自分以外が病気や怪我になっても医療費を払う可能性がある

夫婦や子どもができると、自身以外の誰かが病気や怪我に見舞われても医療費を考えなければなりません。世帯でお金を管理する方法がいかなるものでも、高い治療費や入院費などが出れば、自身がお金を出す必要性が考えられます。
 
家族を作ることは、医療に携わる可能性が増えることを意味します。独身時代よりもお金にシビアにならなければいけません。
 

家族型は保険金などのデータ管理が簡単

家族型医療保険に加入すれば、自身だけでなく異性や子どももひとつの保険プランから補償してもらえるので、データ管理などが簡単になるメリットがあります。保険料の支払い自体も、夫婦別々による加入の場合よりもローコストで済ませられます。
 
しかし男性や女性、大人と子どもの違いに合わせて保険内容をカスタマイズできないなどのデメリットもあります。主契約者として名義を示した人が亡くなったり離婚したりすると、配偶者や子どもも保険で補償されない可能性さえあるので、加入には慎重な判断を要します。
 

結婚後の医療保険との向き合い方

結婚したあとの医療保険に対する正しい考え方を紹介します。家庭を作りたい人は、結婚という大きなイベントの前に保険に対する情報整理が大切です。
 

両親に自身の保険のありかを聞こう

結婚が視野に入ったときは、両親に電話やメールなどで連絡し、自身の保険の加入状況を聞き出しておきましょう。家族型医療保険の存在もあり、自身が知らないうちに保険に入っていることが考えられるからです。
 
医療保険に関する情報整理が済んでいないと、結婚後に知らないまま同じタイプの保険に二重加入し、無駄なお金を払ってしまうリスクが考えられます。両親が自身を加入させてくれた保険を知っておけば、結婚後も柔軟な対応が取れるでしょう。
 

共働きかそうでないかで医療保険の選び方は変わる

結婚後の家庭状況によっても医療保険の選び方は異なります。夫婦どちらかの寿退社などの事情で片働きであるなら、家計を支えている人のトラブルに備えなければなりません。
 
以上の事態に備えて通常の医療保険に加え、家計を支える人が入院したときの就業不能系に注目するなど、多様な保険のタイプを確かめて視野を広げましょう。特に男性側が専業主夫で、働く側の女性が妊娠していると、就業不能時のカバーが大切になります。
 
交通事故やスポーツなど怪我のきっかけに応じた保険もあるので、医療系と合わせて注目しましょう。
 

出産では医療保険を受けられない場合が多い

結婚後に気をつけたいのは、妊娠や出産では医療保険から給付が受けられないケースが多いことです。しかし重度のつわりや、妊娠糖尿病など子どもを宿している最中の病気、出産時の帝王切開などが生じた場合は、医療保険の給付対象になる可能性が考えられます。
 
以上のような妊娠中の不測の事態を想定した保険選びも考えられます。
 

子どもができたときの医療保険との向き合い方

子どもができたら、夫婦2人だけで暮らしているときとも医療保険に対する考え方が変わるでしょう。子どもに合わせて保険を意識する心がまえを解説します。
 

子どもは何かと病気やケガをしがち

子どもの病気やケガの可能性に注意が必要です。大人よりも免疫力が劣るため、病気にかかって治療を受けなければならないケースが考えられます。好奇心旺盛であるために、大人が予測できない形での事故に見舞われ、入院レベルの怪我にいたることも少なくないようです。
 
子どもの怪我を未然に防ぐ手立ても大切ですが、怪我をしてしまったときのお金に対する備えも考えておきましょう。0歳から加入できる医療保険も多いので、子どもが生まれる前から夫婦で話し合っておくとよいでしょう。
 

学資などとかけもちできる医療保険もある

子どもの医療保険は学資などでかけもちできるケースもあります。医療と学資がセットになっていることで、保険金の支払い先をひとつにまとめて、コスト節約にも役立つ可能性があります。
 
少しでもお得に保険を有効活用したい場合は、子どもの医療と学資のようなハイブリッド保険に注目しましょう。
 

医療保険の主な形式は?

医療保険にもさまざまな形式があるので覚えておきましょう。
 

終身医療保険

加入から一生涯にわたって医療補償を受けられます。終身払いか一定年齢までの短期払いにわかれますが、保険料が変わらないので柔軟な行動が可能です。しかし家庭事情の変化で終身医療保険が合わなくなり、解約を考える必要が出るケースもあることに注意です。
 

定期医療保険

10年までという風に、一転期間限りで保険料を支払い、それに応じた補償を受けられます。終身医療と違い保険の切り替えを気軽にできるのがポイントです。ただし契約更新時に保険料がアップするので、予算に合わせた選び方が大切です。
 

貯蓄型医療保険

一定期間給付金の支払いがないと、健康還付金や祝い金として保険料をキャッシュバックしてもらえます。健康に過ごすことで見返りが出る期待感から貯蓄効果も見込めます。ただし給付金が出ると還付が無効になるうえ、かけ捨ての医療保険よりも支払いが高くなることが多いようです。
 

女性向け、持病あり向けなど医療保険は多様化している

医療保険は上記の3つのほかにも多様なタイプがあるので注目しましょう。たとえば、乳がんや子宮筋腫などの女性特有の病気に対応したものや、保険加入を認められづらい持病のある人を受け入れるものなどがあります。
 

まとめ

夫婦や家族ができると医療保険に対してシビアに考えなければなりません。自身以外の誰かが病気や怪我に見舞われたときも入院や治療の費用を支払わなければならず、医療保険の助けは大切です。家族構成や生活状況に合わせて医療保険の選び方も変わることも把握しておきましょう。
 
「株式会社サンクフル・アイ」では、保険や住宅ローンに関するご相談を承っております。家族のための医療保険に関するお悩みも受け付けております。解決したい問題がある方はサンクフル・アイまでご相談ください。
 

がん保険の選び方は?あなたにあった保険の種類を選ぼう

がん保険の選び方は?あなたにあった保険の種類を選ぼう

がん保険と言われると入らなければいけないと思いつつ、どんな種類があるのか不明瞭で悩む、という方もたくさんいらっしゃいます。自分にあった保険を選びたいけど、どうしても分からないという方も多いでしょう。
 
そこで、今回の記事では、がん保険の選び方について詳しく解説していきます。この記事を読むと、自分にあった保険の選び方が分かるようになるので、是非最後までご覧ください。
 

生命保険の種類にはどういったものがある?

生命保険の種類にはどういったものがあるのでしょうか。がん保険の特徴を知る上で、死亡保険と医療保険について知ることが重要です。結論から言うと、医療保険が広範な病気に関する保険であり、がん保険は、がんになったときの保障に特化した保険です。
 
死亡保険に関しては、あなたに万が一のことがあった場合に備える保険です。この項目では、各保険の特徴を解説します。
 

死亡保険について

死亡保険はあなたの身体に何かしらのことがあって、死亡もしくはそれに準ずる状態になった場合に備える保険です。例えば、不慮の事故にあってしまい、下半身不随になった場合などにも対応するのが、この死亡保険です。
 
残された家族や、思うように動かなくなった体をもつ人の生活を保障する保険ということです。まとまった金額が一括で降りるタイプのものが多く、葬儀代などの補填などにも使用されます。
 

 医療保険について

医療保険は、広範な疾病に関して備える保険です。例えば、手術とは言わないまでも、入院が必要になった場合に、保険金が降りるタイプのものをいいます。特に私達にとって身近なものとして、健康保険があります。
 
健康保険は公的な医療保険であり、正社員の方であれば毎月の給料の中から天引きされ保険料が徴収されています。また、民間の医療保険は任意加入となっていますが、健康保険に関しては強制加入です。
 
任意加入の医療保険は、健康保険でカバーされる医療費にプラスして、いろいろな保障を受けられるという特徴があります。
 

がん保険について

先ほど冒頭部分でもお話したように、がん保険は医療保険でカバーする様々な疾病の中でも、特にがんに罹患した場合に特化した生命保険の種類です。がんに罹患した場合には、手術であったり、抗がん剤治療であったりとお金がかかる様々な治療が待っています。
 
がん治療には長期の闘病生活が待っており、その間のサポートが欲しいといった点から、需要が多い保険でもあります。中には、医療保険ではなくがん保険のみに加入している方もいるほどです。
 
また、需要が高いことから、がん保障つきの医療保険も揃えられており、バラエティーに富んだラインナップになっています。
 

がん保険の種類はどういったものがあるのか

生命保険の種類が分かったところで、がん保険の詳細を説明していきます。がん保険と一口にいっても保障期間や保障内容によって種類が異なります。保障内容によってはあなたにとって合う・合わないの違いが生じてしまうので、しっかりと確認しておきましょう。

定期型と終身型の違い

がん保険には定期形と終身型があります。定期型の特徴としては、初めの掛け金が安く、年齢を経るごとに徐々に高くなっていきます。払込期間が終了すると保障が切れます。終身型とは異なり、一定期間で更新を続けていくため、保険料も終身型よりは割安になっている場合が多いです。
 
一方、終身型はというと、加入時点での保険料は定期型よりも割高です。その分、保険料を払い込んでいる限り、保障が続き、一定期間の払込期間が終了すると保険料の支払いがなくなります。そうなっても、保障が続くということから、終身タイプを選ぶ方も多いです。
 

保障内容による違い

がん保険の大きな枠組みである定期型か終身型かを選択したら、次に行うのが保障内容の確認です。がん保険の保障内容はたくさんあり、どの保障を手厚くするかによって特徴も異なってきます。
 
例えば、がん治療に掛かった分だけのお金を保障する保障や、一般的な入院に対して給付金が支払われる保障などがあります。中にはがんと診断された場合に貰える一時金を手厚くすることで、手術費を補填するなどのことができるタイプの保険も存在します。
 
あなたの現実の状況や近い将来の状況に応じて、保障内容を選択することで自分にあったがん保険を選ぶことができます。
 

がん保険の選び方は個人によって違う

最後の項目では、がん保険の選び方について解説します。がん保険の選び方は個人によってかなり異なってきます。まず、一般的ながんの治療費がどれぐらいかかるかを確認して、あなたにあったがん保険は何かを考えてみましょう。
 

一般的ながん治療にかかるお金について

一般的ながん治療費は大体総額60万円から70万円程度です。ここから健康保険を適用すると大体20万円程度が自己負担額になります。ただし、これは一時的な金額であり、闘病生活が長引けばより自己負担額が増していきます。
 
高額医療控除制度などを使えば、負担額を押さえることができますが、仕事への影響などを考えると、がん保険には加入したほうが良さそうです。
 

一生涯の保障がいいかどうか

がん保険に加入しようと決めたら次に行うのが、定期型か終身型の大枠を決めることです。将来に大きく資産を築ける場合には、定期型で更新せずに終わるというのもいい考え方です。
 
ただ、未来は予測がつかないため、割高な保険料を払っても終身型にするというのも一つの考え方です。あなたが抱えるリスクに沿って選択をするといいでしょう。
 

現在の貯蓄状況によっても異なる

がんと診断された場合に、手術から保険金の給付までにつなぎの貯蓄があるかどうかも判断基準に入ってきます。子供の入学を控えているなどの状況で、たくさんの出費が予測される場合には、一時金を手厚く受け取れる保障内容がよいでしょう。
 
個々人の状況によって、様々な保障が用意されているので、保険のプロに相談することが豊かな人生を築く上で必須です。
 

まとめ

がん保険の選び方はあなたの現在の状況に合わせた選択をする方がよりよい保障内容になる確率が高まります。でも、多くのところで疑問に感じてしまうのも事実です。
 
そういった場合には保険のプロの意見を聞きながらしっかりと対策を練ることが大事です。東京、埼玉近郊で保険のプロをお探しなら、「株式会社サンクフル・アイ」へどうぞ。
 

フラット35 2019年10月改定【保険・住宅ローンのトータルプランナー 『サンクフル・アイ』】

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2019年10月に、長期固定金利住宅ローン『フラット35』が改定となります。このブログを書いている段階で、フラット35の金利もかなり下がってきまして、頭金1割分入れたて団信(団体信用生命保険)を不担保とした場合ですと金利も1%を割り込んだ状態で融資をするところまで来ました。「金利が上がらない安心」をメリットと感じている方ですと、フラット35を選びやすくなるのではないでしょうか?

今回は、この10月で大きく変わるものがございます。まとめてみましたのでご覧いただければと思います。また、弊社もフラット35の取次代理店として営業をしておりますので、経験談も含めてお伝えできればと思います。

 

 

 

 

 

【フラット35】地域活性型の多少事業を拡充します

 

2017年4月の改定で、主に地方を中心に子育て世代やU・I・Jターンで地方に住居を建て居住する方などに対し、各自治体が補助金を出すと同時に、住宅金融支援機構と協定を締結し連携している地方公共団体だった場合、フラット35の金利を5年間0.25%優遇する制度を取り入れている自治体があります。

 

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※画像は『フラット35子育て支援型・地域活性化型』ホームページより

 

過去に弊社でもこの制度を取り入れてフラット35での融資付けのお手伝いをさせていただいたのですが、住宅ローン金利が一定期間下がり、なおかつ自治体から補助金を貰えるといって、実際住宅ローン債務者となったお客様からは大変喜んで貰えました。個人的にはもっとたくさんの地方公共団体がこの制度を取り入れてくれればと思いますが、新たに地域活性化型で2つの項目が増えます。

 

防火対策に資する事業:防災・減災対策が講じられた住居を建設または購入をし、補助金を地方公共団体から受けた時に対象。

地方住居支援事業:居住支援金を地方公共団体から受ける方が、移住先で住宅を建設または購入する場合

 

『防災対策に資する事業』は、雪下ろしの必要がないよう工夫された住宅(克雪住宅)や、雨水を住宅の屋根から地中に浸透させる施設(雨水浸透施設)の住宅を建設・購入した時に利用ができます。この場合のフラット35の金利優遇は、5年間で0.25%になります。
 

『地域住居支援事業』は、移住支援金を地方公共団体が受ける方が、移住先で住宅を建設または購入する場合に対象となります。移住支援金の受けられる方は、東京23区から東京圏(東京・千葉・埼玉・神奈川)外に移住をし、道府県が選定した中小企業に就職をした方などに対する交付金です。この場合のフラット35の金利優遇は、10年間で0.3%になります。

地方から東京へ移住をするいわゆる一極集中型が目立つ今の日本ですが、ゆくゆくは生まれ故郷に戻って地元の企業で働きたいという方には良い制度だと思います。地方にも魅力ある企業がさらなる付加価値をつけられるよう、導入する企業が増えていけばいいなと思います。

 

 

 

建設費・購入価額の上限1億円の制限がなくなります

 

イメージが沸かないと思いますが、フラット35を利用する場合、いくつか条件があります。その中の1つに

 

『建設費・購入価格の上限が1億円以下』

 

という条件がありました。その条件が無くなります。つまり、1億円以上の建設費や購入価格でもフラット35が利用できるということになります。

ただ、フラット35の融資額は8000万円は依然として続きますので、それ以上の資金を別の融資を受けるか自己資金が必要となります。フラット35は第1順位の抵当権が融資条件となりますので、第2順位でもいい融資はかなり限られるかと思います。そのため結局のところ8000万円以上の物件をフラット35を利用して購入する場合はかなりの自己資金が必要となるケースになりがちです。

 

フラット35の8000万円の上限ももう少し引き上がればこの改定もいいのかなと思いますが・・・今後の改定に期待したいかなと、個人的には思います。

 

 

 

【フラット35】(買取型)の融資率9割超の金利を引き下げます

 

現在、融資率が9割を超える場合は、融資率が9割以下である場合の金利に年0.44%の金利を上乗せしていますが、0.26%に引き下げます。

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融資率が9割以下とそれ以上フルローンでは金利差が違います。フラット35でフルローンを使う場合、9割分をフラット35、残りの1割を別の専用ローンで組むといった形でローンを2本組む形を取ってきました。この差が縮む形となるので、場合によっては無理に2本組んでもあまりメリットが出なく、普通に9割超のフラット35を1本にして組んだ方がいいケースもあります。

 

自己資金があまりない方には利用しやすい制度になるかと思いますが、余裕のあるローンの利用に心がけることは変わらずですね。

 

 

 

 

フラット50とは、50という数字から連想されるように、最長50年利用できる住宅ローンです。ただしフラット35同様、最長で80歳まで利用できるフラット50なので、30歳未満の方が最長期間の50年を利用できる形になるかと思います。

 

フラット50を利用するには条件がいくつかあり、例えば長期優良住宅でしかフラット50を利用できないといった形で制限があり、融資も6割分しか利用できないといったことで、利用する条件が少々厳しかったのですが、今回その融資が9割まで利用可能となりました。頭金を1割分用意することができれば利用可能となりましたので、若い方であれば50年と長期のローン返済となりますが、その分毎月の返済額を抑えることが可能なので、利用もしやすくなるかと思います。

ただ、フラット35と比べ金利が高くなるので、返済シミュレーションをして無理のない返済を心掛けていただければと思います。

 

 

いかがでしたでしょうか?フラット35は毎回改定を重ねていくことで利用しやすくなっております。特にこのブログを書いている2019年10月の金利は、団体信用生命保険を含んでも1.11%(買取型 融資率:9割以下 期間:21年~35年)を提示している金融機関もあるくらい、数年前のフラット35と比べると金利がかなり低めとなっております。

消費税増税になりましたが、住宅ローン減税も優遇されるので、住宅購入する方は人によってはいいタイミングになるのかもしれません。

フラット35の利用も検討したい方は是非当社までお気軽にお問合せ下さい。※お問い合わせフォームからお願い致します。

住宅ローンの『金利』について【保険・住宅ローンのトータルプランナー 『サンクフル・アイ』】

弊社は保険代理店のほかに、『住宅ローンコンサルティング』を行っており、

  • 住宅ローンの新規・借換相談
  • 長期固定金利住宅ローン:フラット35へのお取次
  • 民間銀行への住宅ローン媒介業務(貸金業代理店FC加盟店として参画しております)

を、無料もしくは有料で行っております。
(費用等についてのは『お問い合わせフォーム』からお問合せ下さい。)

住宅ローンのことについてはブログに書いていなかったのですが、弊社の取り組みを知っていただきたく、不定期にブログを書いていきますので、

  • これから住宅購入でローンを組もうとしている方
  • 住宅ローンの金利が高くて借換を検討している方

など、住宅ローンでお悩みの方に対して、少しでも解消できるようなブログが書ければと思います。

 

 

夫婦1

今回は『金利』についてです。
このブログを書いている今、消費税は8%→10%になろうとしています。買われる方は消費税増税前に住宅を買おうかどうか悩んでいる方もいらっしゃるのでないでしょうか。

他にも見ていただきたい数字もあります。それは『金利』です。
今回は『消費税の上昇』と『金利の上昇』、どちらを重点的に意識すべきなのかをご覧いただければと思います。

 

 

 

消費税が上がった時のシミュレーション

 

まず消費税が上がった場合ですが、現状8%→10%に上がるとのことですので、2%上昇したということで計算してみます。

【モデルケース】
土地:2000万円
建物:2000万円

 

このようなケースですと、消費税(8%)はそれぞれ


土地:0円 建物:160万円

です。
土地の消費税は?という指摘もあるかと思いますが、土地に消費税はかかりません。なので消費税は0円で、増税しても消費税のことは気にしなくてもいいのです。

余談ですが、火災保険の契約する際には土地代を抜いた『建物価格』を計算する必要があるのですが、建物価格が分からずに実際必要な火災保険金の設定で行っていなかったり、その契約していた火災保険が土地代も含んで余分に保険料を支払っている契約をしているケースを見かけることが、正直なところございます。

もし建物の価格を知りたい場合は消費税の金額から逆算すると建物価格が計算できます。
上記のモデルケースの場合ですと、

160万円÷消費税(8%もしくは0.08)=2000万円

といった形です。消費税は3%や5%の時もございましたので、その時に支払った消費税が『いつ』だったかも確認が必要です。

 

 

 

住宅ローンの金利が上がった時のシミュレーション

 

次が住宅ローンの金利が上がった時のシミュレーションです。
 

【モデルケース】

            ●土地・建物 合計:2000万円
            ●住宅ローン金利:1%(仮に35年返済すると仮定)

 

このようなモデルケースがあるとします。仮に住宅ローン2%で35年間返済になると、それぞれの返済総額は

 

住宅ローン1%:約2371万円

住宅ローン2%:約2783万円

 

その差額は約412万円です。

 

先ほどの消費税上昇の結果と比較をすると、

 

  • 消費税が8→10%(2%上昇)した場合     :  160万円
  • 住宅ローン金利が1→2%(1%上昇)した場合 : 約412万円

 

これほどまでに違います。
ご覧いただいている通り、住宅ローンを借りるときは、消費増税も気になるところではございますが、ぜひ金利のことも意識をして計画的なご利用をしていただければと思います。

『自転車の保険』加入する前にご確認を!【東京:練馬 埼玉:草加の保険代理店 サンクフル・アイ】

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このブログを書いているこの季節、気温も程よく暖かく、ゴールデンウィークなどの大型連休でレジャーに行かれる方や、健康促進やいろいろな諸事情により会社の通勤で利用する方もいらっしゃるかと思います。

自転車も快適でいいですが、自動車と同様に事故も発生し、場合によっては高額賠償請求の事例もあり、自分の子供に自転車保険を検討する方も増えてきました。

今回は『自転車の保険』というものはどういうものか、加入するにあたっての注意点をお伝えできればと思います。

自転車事故による高額請求

 

自転車の事故がここまでクローズアップされたのは、おそらくですが、自転車事故による『高額請求』が地裁で判決が出たというところではないかと思います。その総額は約9,500万円ほどと言われています。
 

ではなぜそこまで高額請求になっているのでしょうか。

 

事故を起こした加害者は当時11歳の男児で、被害に遭われた方は当時62歳の女性とのことです。
高速で下りてきた自転車が女性に正面衝突、夕方から夜にかけての時間帯ではあったのでライトは点灯していたものの、女性には気づかなかったとのことでした。
その結果、事故に遭われた女性は寝たきり状態が続いてしまったとのことです。

判決は母親に監督義務が果たされていないとのことで、賠償責任を男児の母親が負うことになってしまいました。

 

高額になっている費用の主な内容は、

 

・将来の介護費用
・事故がなければ収入が得られたであろう逸失利益
・けがの後遺症や慰謝料

 

などということで、それぞれ1,000万円以上の高額請求を受け、総額がこれほどまでになっているとのことです。

 

こうなった場合ですと、個人レベルでは到底支払なんて全額支払いは無理に等しいです。場合によっては自己破産せざるを得ない状況になります。
もし万が一、自分や自分も子供が事故の加害者になってしまった場合の不測の事故に備えて、自治体レベルで自転車事故をカバーする保険加入を義務付けさせるようになりました。
また、学校でも先生を通じて生徒の保護者へ自転車保険の加入推進を伝えているところもあるようです。


それで自転車保険の話題はここまで広がりました。

 

 

実はすでに加入している?『個人賠償責任保険』について

 

上記のこともあり、自転車保険に入っておいた方がいいのでは?と思われる方も増えました。
ありがたいことに、弊社にもその自転車保険の相談や問い合わせも入るようになりました。
 

全てを調べたわけではないですが、『自転車保険』と称して販売されている保険のおおまかな補償は・・・

 

・自転車搭乗時やそれ以外の日常的な事故によって相手にケガを負わせた、もしくはモノを壊した。
・自分が自転車搭乗や交通事故に遭ってケガをし入院をした

 

というもので、民間で販売される保険でいう『交通傷害保険』に、日常生活時の損害賠償を補償する『個人賠償責任保険』をセットでつけたものが一般的にいう『自転車保険』になります。

このうち、個人賠償責任保険だけで考えた場合、実はすでに加入をしている場合があります。

 

例えば

 

・自動車保険や火災保険などの保険のオプション
・所有しているクレジットカードに保険で同じような補償が組み込まれている
・会社で加入している団体保険に同じ補償が組み込まれている

 

など、個人賠償責任保険は知らぬ間に加入している場合があります。
交通傷害保険も同様に、民間の自動車保険やクレジットカードの補償に組み込まれていることがあります。

 

自転車保険に加入する前に、同じような保険に加入していないか、確認することをお勧め致します。
また、自治体によっては保険加入を義務付けているところもあります。もしこの自治体にお住まいの方がこのブログを見られているようでしたら、同じような保険に加入している旨を自治体に伝え、その保険加入で大丈夫かどうかも確認するのもいいかと思います。

 

 

自転車保険の選び方



自分が加入している保険を調べた結果、自転車保険の補償がなく加入をしたいと思ったら、民間の保険会社や自治体が推奨している自転車保険などに加入をする事になるかと思います。

 

押さえておくとよろしいかと思われる内容をいくつか書いていきます。
ご参考になれば幸いです。
詳しい補償の中身については、加入しようと思っている保険提供者にお問い合わせ下さい。

 

※個人賠償責任保険
・相手側との示談交渉のサービスがあるか
(通常、賠償責任に問われた時は当事者同士でやりとりをしなくてはいけませんが、保険によっては提供している保険会社が代わって相手側と交渉に応じるサービスです。)
・その補償で自分や家族が補償対象になるかどうか
(特に独立して離れて暮らす子供が結婚したり、別居している親御さんを補償する時は、別途個人賠償責任保険が必要になる場合があります。)
・自転車事故以外でも相手に与えたケガや相手のモノの損壊も補償対象になるかどうか
(例:漏水事故により、自分の下の階に住んでいる人のモノが水浸しになり損壊させたなど)


※交通傷害保険
・交通傷害以外でも補償対象になるか
(自分が転んでケガをしたなど、自転車以外の事故でも補償対象か)
・その補償で自分や家族が補償対象になるかどうか
(この点は個人賠償責任保険と同様です。)
・入院や通院もカバーできるか
(保険料が安くても補償プランによっては通院がなかったり、保険金の日額払いが極端に低いケースもあるようです)
 

 

通勤時の自転車事故について

 

最初のほうに書きましたが、健康促進などで自転車で通勤をする方も増えてきました。
スーツ姿で自転車に乗って颯爽と走っていく姿は、正直筆者の自分も憧れる時があります。


通勤時に自転車を使う場合、こちらもお問い合わせがあるのですが、通勤は『日常的』に該当しないため、個人賠償責任保険では対象になりません。
通勤は『業務上の一貫』ということで見られるようで、通勤時の事故は労災にあたることから、事業主がその保険を掛ける必要があります。

あと、そもそも会社が自転車通勤を認めているかも確認する必要があります。
会社との就業規則に自転車通勤を認めているかの文言を確認しないと、認めていないことをやってしまっているので、規則違反にもなり兼ねません。
仮に自転車通勤を認めていても、会社に入社する際に提出している通勤経路を大幅に道がそれて通勤していた場合の事故も、場合によっては事業主の保険が適用にならない場合があります。

 

自転車通勤をしてみたい方は、就業規則を確認し、一度総務の方と確認を取ってみることをお勧めします。

 

 

いかがでしたでしょうか。

自転車保険を取ってみてもいろいろあり、保険料が安価なものから補償が手厚いものまで多種多様です。
ですが、補償の内容によっては、すでに加入しているケースもあります。

 

自転車も車両。自動車と同じようなリスクを考える必要がございます。
安全運転で快適な自転車ライフを送れればと思います。

 

ちなみにですが、弊社からもインターネットから加入できる自転車保険、ご提供できます!
詳しくは下のバナーをクリック!

 

 

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建設業のリスクについて【東京:練馬 埼玉:草加の保険代理店 サンクフル・アイ】

建設

物を組み立てたり設置をしたりと、なにかと力仕事の多い『建設業』。日々業務を遂行するなかでケガなどのリスクも他の業種と比べ多いグループに入るかと思います。

建設業を営んでいる方はすでに心得ていることと思いますが、ここでは建設業のリスク対策についてブログを書いていこうと思います。

ちなみにこのブログで書いた内容は、もしかしたら保険でカバーできる可能性があるかもしれません。
詳しく聞きたい方はお気軽にお問い合わせフォームからお問い合わせ下さい。

 工事現場へ持っていった『作業道具』について

 

建設業をされている方の中には、自社で購入もしくはリースをした作業道具を作業現場に持っていくケースも多々あるかと思います。
自社の事務所に保管しているのであれば企業の火災保険でカバーできるかと思います。しかしその道具を現場に持っていき、その作業現場が火事や自然災害により焼失(消失)してしまうといったこともあるかもしれません。
その可能性があまり考えられなかったとしても、もしかしたら作業現場が窃盗犯などに荒らされて作業道具が盗まれるといった紛失のケースも想定されます。

 

こうなる前にやはり作業現場で想定される『リスク』は、作業時もそうですが作業する人がいなくなった時も注意をしないといけないと思います。
防火対策や自然災害対策も必要なケースもありますし、盗難対策を考え防犯カメラを設置するなど、何らかの対策も必要になるかもしれません。

 

現場での作業中リスクを掘り下げて考える

 

リスクを把握すると思いつくのが、実際作業している現場でお客様や通行人などの第三者の方に対してケガを負わせてしまったりその方たちのモノを壊してしまった時のリスクを考えるかと思います。だいたい1・2を争うくらい上位ランクで考えることと思います。

 

実際作業中に起こり得るリスクはお客様が提供している場所でもある『作業現場』の破損やお客様や第三者の方に対してのケガだけではございません。

 

例えば・・・

 

  • 元請け業者から引き渡され、直接お客様のご自宅等に取り付けをする商品(電化製品や家具など)
  • 上記の元請け業者から貸与され、一時的預かっている道具類
  • お客様や管理会社から一時的に預かっている道具類(例:鍵など)
  • 作業中のクレーン車が倒れた影響で、モノは壊れなかったが隣接している店舗の営業を止めてしまい、休業損害についての賠償責任を問われた

 

など、自分(自社)の物ではないが、一時的に預かったものに対して壊してしまったり無くしてしまった場合のリスクは、額が高いとリスクとして考える順位も上がってくるのではないでしょうか。

例えは鍵の紛失を考えてみると、1部屋であれば鍵の交換も1つの部屋の鍵シリンダーだけ変えればいいだけですので、額も比較的少額で済むかもしれません。しかし紛失したその鍵が実はマスターキーで、その鍵を無くしてしまうことにより、別の部屋のシリンダーを交換するといったケースですと、該当する部屋のシリンダーを変更しなくてはいけません。そうなると部屋の数が多ければ多いほど交換費用がかさんで費用も非常に高額になるのではないでしょうか。

 

このように、1つのものを破損・紛失したことでさまざまな影響を及ぼしそうなリスクも、一度考えていかないといけませんね。

 

現場作業が主な建設業。実際作業する場所でのリスクもそうですが、それ以外でもさまざまなリスクが存在します。すでに対策はしていることと思いますが、従業員が安全に作業をできるように、今一度リスク対策をお考えになってみてはいかがでしょうか。

祝!法人化1周年 これまでを振り返って【東京:練馬 埼玉:草加の保険代理店 サンクフル・アイ】

お金

2月26日で弊社:サンクフル・アイは法人化1周年を迎えます。

ブロクの筆者であります私:武政は個人事業主の期間が3年ほどあり、準備期間である保険会社の研修制度を含めると7年ほど保険業界に身を置いていることになります。

今回は保険について書いてはいきますが、1周年記念として、本日までの1年間で起こった保険関連のできごとについて気になったことを書いていこうと思います。

ブレイクタイム的な感じで書いていきますのでお気軽にご覧下さい!

『マイナス金利政策』で生命保険販売に影響を及ぼす

 

弊社は生命保険の代理店でもありますので、マイナス金利政策の影響をかなり受けております。
マイナス金利というと借りる方、例えば住宅ローンなどは金利が下がったため、借換を検討される方も多かったです。金利も低いので「今がチャンス!」ということで、家を購入しようか悩まれていた方もいらっしゃいました。

 

しかし、預け入れるほうは逆に金利が低いこともあり、貯蓄関連はとても厳しい局面に立たされた感が否めません。
保険で言えば、終身保険や個人年金保険、積立傷害保険の保険料アップや一旦販売売り止めといった状況で、今後の保険の売り方にも影響を及ぼしました。そしてこれからも予定利率の引き下げで保険料の値上げが出る保険もあるので、従来ある保険の売り方である『保障』というところで売っていく形になるのではと思います。

 

 

自然災害について

今年1年、地震・台風といった話題もありましたが、今回は地震が熊本で大きな地震があったり首都圏では11月に雪が降って交通機関が大混乱したりと、これまで体験をしなかった地域で思いもよらない自然災害を受けた年だったと思います。
首都圏ですと渇水による取水制限といったこともありました。

 

何かあった時に金銭面で役に立つのが『保険』だと思っておりますが、この1年、復旧期間中の休業損害についても話をしました。
この話をする方々は会社の経営者の方や保険窓口担当者の方などの法人もそうですが、賃貸アパートの大家さんやオーナーさんにも話をしました。
事務所やアパート経営をされているアパートが火事などで使えなくなってしまった場合、使えなくなってしまった物件は修繕する必要があります。その部分は火災保険でカバーできているのですが、営業が止まってしまう場合も十分あり得るのでその部分も顧客様にお伝えをして保険契約を考えいただきました。

 

お話を聞いていただきました顧客様は「罹災して仕事がストップしてしまうのは大問題」と思い、保険契約の見直しを考えていただいた方も多かったです。それだけ経営者や大家さんの方々も気に留めていただけたいたのだと思います。

 

『万が一』が起きる前に引き続き情報提供していく所存でございます。

 

 

これからの保険のこと

 

少し触れましたが、生命保険の予定利率が下がります。これは上段で触れました『マイナス金利』の影響で利回りが悪くなっていることが要因です。結果的に保険料が上がり、解約した時に戻ってくる解約返戻金が悪くなります。
この2・3月で各保険会社のや営業職員や保険代理店も4月以降契約のデメリットを伝えていきながら保険提案もすることと思います。

 

自動車保険でいう俗に『強制保険』と言われている『自賠責保険』が全体的に引き下げになります。引き下げは2008年以来9年ぶりということです。最後に保険料改定になったのは2013年、それから3年間保険料据え置きとなっておりました。
保険収支が近年黒字となったため引き下げになったということですが、これは契約者様にとってはうれし事と思います。

 

もう1つ、自動車保険でいうと、自動ブレーキなどで馴染みが深くなった先進安全自動車(以下:ASV)についての自動車保険の考え方が今後どのようになってくるかも注目かと思います。まだまだ研究の必要性があるASVが完全に対応できるようになった時にに事故をした場合の賠償はドライバーか自動車メーカーか…このあたりは保険代理店をしている弊社も新たに学習する必要があるかと思います。
何かの機会でこの部分はブログで書いていこうと思います。

 

 

いかがでしたでしょうか。
弊社が法人化して1年。様々なことがありましたが、なんとか皆様のおかげで経営を継続させることができました。
これからも法人の方にはリスクマネジメントを兼ねた保険提案を、個人の方には人生の3大支出と言われる『教育』『住宅』『老後』に対してのマネーコンサルティングをしていければと思っております。

 

あと、おかげさまで様々な方とつながりを持てましたので、弊社が『いいね!』と思ったことをブログ等でアップできればと思います。

 

引き続き弊社をご愛顧賜りますようよろしくお願い致します。

火災保険の『費用保険金』とは【東京:練馬 埼玉:草加の保険代理店 サンクフル・アイ】

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火災保険は火事以外、例えば風や雪、洪水などの自然災害での損害でも補償されます。どの保険会社もそのことは謳っていることですので、ご存じの方も多いことと思います。

各保険会社、補償内容が似ているところがございますが、『費用保険金』というところは、各社違いがあります。

主だったものを今回のブログで書いていこうと思います。
『主だった』といいましても保険会社によって補償があるもの・ないものがございますので、詳しくはご契約中の保険会社か代理店に一度聞いてみるのもよろしいかと思います。

 

 燃えカスなどを片付ける費用を補償『残存物取片付け費用』

 

火事で家や事務所が燃えてしまった時、建て直す費用については火災保険で補償はされますが、火事が起きた後はこの補償が無いと、片付け費用の補償が出ません。

各社この補償は取り揃えてはおりますが、補償金額に差があります。
一般的な補償内容は損害保険金の10%という形(例:100万円の損害保険金があった場合、10万円分の残存物取り片付け費用が補償)かと思います。

保険会社によってはこの費用保険金と併せて損害保険金として見るとこともあります。損害保険金があまり取れなく片付け費用が損害保険金の10%以上かかってしまった場合は、超えてしまった分は自腹という
取り片付け費用は業者によっては数十万の違いがあるようですので業者の選定も必要ですが、取り片付け費用が補償範囲を超えてしまった場合も想定して保険選びをするとさらにいいのかと思います。

 

家に敷くブルーシート代も補償『仮修理費用』

 

火事や自然災害で壊れてしまった場所は早急に修理が必要となりますが、材料が揃わないと本格的な修理ができない場合があります。
そういった場合、一時的に被害を抑える『仮修理』をするケースもあるかと思います。

ブログ筆者も見たことがあるのですが、東日本大震災の時、屋根瓦が落ちてしまって一時的に家を覆うことのできるブルーシートを掛けていた家を何軒も見ました。そういった場合で出た費用も補償します。
ブルーシートといっても、よくお花見などで使うブルーシートと素材はほぼ一緒と思われますが、あのブルーシートを使って家を覆うのですから、ブルーシートも特注になり費用も掛かります。

残存物取り片付け費用同様、特約になっているものや損害保険金の中に組み込まれているもの、さまざまあります。気になる方は一度契約されている火災保険の保険会社・保険代理店にご確認下さい。

 

実は地震保険を掛けなくても補償される『地震火災費用保険金』

 

よく「地震保険に加入をしないと保険はおりません。」といった話を耳にすることがあるかと思います。
厳密に言いますと地震保険を掛けなくても補償はされます

しかし、地震が原因で火事になってしまった場合という限定で、保険金の支払いも損害保険金の5%というのが一般的で、保険金額的にお見舞金程度の保険金支払いになるのではないでしょうか。
地震保険を掛けていなかった場合、もし地震による火災で家を焼失してしまった場合、こういった補償で保険金を受け取れることもありますので、覚えておくといいかと思います。

 

他にも、隣の家に対して火事の被害を出してしまった場合、お見舞金を支給する『失火見舞金』や水道管凍結修理の補償など、各社補償がございます。逆に補償がないものもあります。

 

火災保険は保険料を見るのもいいですが、あまり目に見えない『費用保険金』についても確認してみるといいかと思います。

 

 

外航貨物海上保険を見直す「コツ」【東京:練馬 埼玉:草加の保険代理店 サンクフル・アイ】

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弊社は国内での自動車配送の他に、海外へ船や飛行機で荷物を運ぶ際、その荷物に保険をかける『外航貨物保険』も取り扱っております。

手前味噌になりますが、保険代理店でこの分野まで取り入れている保険代理店はそれほど多くなく、この保険契約の取り扱いができる弊社のような保険代理店は数が少ないです。

今回は海外に荷物を運ぶ際に掛ける保険『外航貨物保険』について書いていこうと思います。

 

既にこの保険のことを知っている方や、これから輸出入業務を行おうとしている業者様は一度ご覧いただくと幸いです。

外航貨物海上保険は『フリーレート』

 

保険は、例えば自動車保険であれば車種や被保険者の年齢、運転免許証の色などで各社設定している保険料で固定となりますが、外航貨物海上保険は保険料の設定は、お客様の運送物や経路の実態じ応じて保険料を設定できます(フリーレート)。


ですので、配送の事故件数や事故に遭遇する頻度などからある程度自由に保険料を決めることができます。この部分は自動車保険などと違う点かと思います。同じ運送でも国内を自動車で走っている運送業者の保険も、実は保険料はフリーレートですので同じく交渉可能です。

 

貨物利用運送事業者(フォワダー)から勧められてそのまま外航貨物海上保険にずっと加入をしている業者様、見直すと保険料が結構安く済んだというケースも多々あります。

 

 

外航貨物海上保険の補償内容について

 

ここで外航貨物海上保険のおおまかな補償内容について書いていきます。
保険の主な補償内容は以下の通りです。

  • 火災 爆発
  • 船舶または艀の沈没・座礁
  • 陸上輸送用具の転覆・脱線
  • 輸送用具の衝突
  • 積込・荷卸の際の水没または落下による梱包1個毎の全損
  • 地震・噴火・雷
  • 戦争(宣戦の有無を問わない)、内乱、捕獲、だ捕
  • ストライキ(職場閉鎖を受けている労働者・労働紛争・暴動に加わっている者によるもの等)

などです。保険契約しだいで任意契約するものもありますが、世界に向けて運ぶということもあり、戦争やストライキに遭って物品が破損しても補償される点は特徴的といえます。

 

輸送方法ですが、『海上』というだけあって船だけかと思いきや、空輸も対象ですので飛行機での運搬も補償対象です。
貿易取引についても輸出・輸入の他に、仲介貿易(三国間貿易)も入ります。

 

以上が外航貨物保険についての補償内容です。

 

いかがでしたでしょうか。
輸出入をする際のリスク対策の1つとして上がる『外航貨物保険』。上記にも書きましたが、この保険は保険料をある程度自由に決められる『フリーレート』の保険です。
このことを知らない保険管理ご担当者様も多いと聞きます。

 

  • 貨物利用運送事業者(フォワダー)から勧められて長年そのままの補償で加入している企業様
  • 上記の業者に勧められていなくても、長年契約をしていてそのままの企業様
  • 複数回輸出入をしているが事あるごとに1から契約手続きをしている企業様(包括契約という考えもございます)

 

など、上記に1つでも当てはまる企業様、一度保険の見直しをすることをお勧めしております。
(随時お問合せ承っております。お問い合わせフォームからお問い合わせ下さい。)

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