個人向けコラム
住宅ローン借り換えにメリットはあるの?まずはあなたの状況把握から!
最近の低金利の時代によって、住宅ローンの借り換えも人気になっています。住宅ローンは長期にわたって返済していくものですが、意外と詳細を知らない人もいます。そこで今回の記事では、住宅ローンの借り換えについて詳しく解説していきます。
この記事を読むと、住宅ローンのメリットでメリットが分かりますのでぜひ最後までご覧ください。
住宅ローンの借り換えとは?
住宅ローンの借り換えとは、以前から支払っていた住宅ローンの全額を他の銀行から借りて、元の銀行に返すことを指します。2019年時点では、以前の住宅ローンと比べ低金利になっており、金利が1%変わるだけでも返済総額が大きく異なってきます。
この項目では、住宅ローン借り換えをするにはどのような人がおすすめなのか詳しく解説していきます。
借り換えはどのような状況でするべきなのか
借り換えを行うべきなのは、現在借りている住宅ローンよりも、低金利なものがあった場合です。具体的な金利基準は1%の差があれば、返済総額がお得になる可能性が非常に高いです。
また、もう一つの想定される状況としては、変動金利から固定金利に切り替える場合です。基本的に変動金利の方が固定金利よりも安く設定されますが、住宅ローンという長期に渡って返済を行わなければならないローンでは、全期間固定などに切り替えて収支の予測をつけるということも、借り換えの判断基準となります。
借り換えをするとお得な人とは?
一般的に住宅ローンが1,000万円以上残っており、先ほど述べた金利差が1%以上ある方です。住宅ローン金利の推移は、現在かなり低くなっていて、金利が高いときにローンを組んだ人は借り換えをするメリットが非常に高いです。
借り換えをしない方がお得な場合もある!
借り換えをすると返済総額が減るというイメージがあり、借り換えを検討する方もいらっしゃいますが、しない方がいいという場合もあります。それは、住宅ローン総額があまり残っていない場合です。
なぜかと言うと、借り換えには手続きの諸費用がかかるからです。住宅ローン残高が残っていない場合には、返済総額が低くなった分とかかった諸費用を比較すると、結局費用倒れしてしまったということもあります。
住宅ローン借り換えを行うべき3つのメリット
さて、では住宅ローン借り換えを行うべきメリットは何があるのでしょうか。このメリットについて、この項目で解説していきます。結論としては、返済総額や枠組みを変更することによって、ライフスタイルに応じた変化をつけることができる点です。
最終支払額がかなり異なってくる
前の項目で解説した条件を満たして、住宅ローン借り換えを行うと最終支払い額が、かなり低くなります。支払い総額が低くなるということは、月額の支払い額も数万円単位で変わってくる可能性があるということです。
月額の支払いが変わってくるだけで、普段の生活にも余裕が出てきます。例えばお子さんがいる家庭では、教育費にかけられるお金が増えたり、レジャーに出かけたりする頻度も増やすことが可能になってきます。
様々な枠組みを変更することができる
借り換えを行う際には、住宅ローンに関連するいろいろな枠組みも同時に変更が可能です。具体的には、変動金利から固定金利に変更したり、団体信用生命保険の内容を充実させたり、リフォームローンを借りることが出来たりします。
提示された枠組みを十分に吟味して、あなたの現在の状況にあわせた変更を加えることで、生活の質も向上することができます。
ライフスタイルの変化から利便性が向上する場合も
住宅ローンを組むと長期の返済を行っていくことになります。例えば、住宅ローンを組んだ当初には、転勤はないと思っていたのに転勤命令を受け給与口座などが変わってしまったということです。他にも引っ越しをして、メインバンクを変えるほかなかったということも考えられます。
こういったライフスタイルの変化から、借り換えを行った方が、利便性が向上する場合もあります。
住宅ローン借り換えのデメリット
借り換えにはメリットだけでなく、デメリットも含まれます。一概にいいことづくめではないため、しっかりと確認しておきましょう。この項目では、見落とされがちなデメリットについて詳しく解説していきます。
借り換えには諸費用がかかる
繰り返しになりますが、借り換えには諸費用がかかります。ローンを組み直すために申請をもう一度提出しなければならず、保証料や印紙代などがかかってきます。支払い方法は各種金融機関によって異なり、住宅ローンに含むことができる場合と、そうでない場合があります。
諸費用を一括で支払う場合には、手持ちのお金が一時的に減ります。また、住宅ローンに含める場合には、月々の支払い金額が上がります。
審査がもう一度ある
見落としがちな点ですが、借り換えも住宅ローンを借りるのとほとんど替わりがないので、金融機関による、あなたの審査がもう一度行われることになります。初めの住宅ローンのときと状況が異なって落ちてしまう可能性もあるということです。
審査に落ちてしまった場合には、今までの苦労が無駄になってしまうため、慎重に行うことが重要です。
口座の変更があり手続きが面倒になる可能性
住宅ローン支払い口座は、金融機関を替えた場合に変更になる可能性が非常に高いです。口座の変更や改めて発行する場合には、手続きに時間がかかってしまうことも十分に考えられます。何度も金融機関に足を運ばないといけなくなる可能性もあるので、入念な準備を行うようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。住宅ローンの見直しである借り換えについては様々なメリットデメリットがあります、どこか疑問に感じる場合も多いです。この場合には専門家の意見も大切にして吟味する必要がでてきます。
そういった場合には住宅ローン借り換えプランナーを頼るべきです。東京、埼玉近郊で住宅ローンの専門家をお探しなら、「株式会社サンクフル・アイ」へどうぞ。