2019年4月
住宅ローンの『金利』について【保険・住宅ローンのトータルプランナー 『サンクフル・アイ』】
弊社は保険代理店のほかに、『住宅ローンコンサルティング』を行っており、
- 住宅ローンの新規・借換相談
- 長期固定金利住宅ローン:フラット35へのお取次
- 民間銀行への住宅ローン媒介業務(貸金業代理店FC加盟店として参画しております)
を、無料もしくは有料で行っております。
(費用等についてのは『お問い合わせフォーム』からお問合せ下さい。)
住宅ローンのことについてはブログに書いていなかったのですが、弊社の取り組みを知っていただきたく、不定期にブログを書いていきますので、
- これから住宅購入でローンを組もうとしている方
- 住宅ローンの金利が高くて借換を検討している方
など、住宅ローンでお悩みの方に対して、少しでも解消できるようなブログが書ければと思います。
今回は『金利』についてです。
このブログを書いている今、消費税は8%→10%になろうとしています。買われる方は消費税増税前に住宅を買おうかどうか悩んでいる方もいらっしゃるのでないでしょうか。
他にも見ていただきたい数字もあります。それは『金利』です。
今回は『消費税の上昇』と『金利の上昇』、どちらを重点的に意識すべきなのかをご覧いただければと思います。
消費税が上がった時のシミュレーション
まず消費税が上がった場合ですが、現状8%→10%に上がるとのことですので、2%上昇したということで計算してみます。
【モデルケース】
土地:2000万円
建物:2000万円
このようなケースですと、消費税(8%)はそれぞれ
土地:0円 建物:160万円
です。
土地の消費税は?という指摘もあるかと思いますが、土地に消費税はかかりません。なので消費税は0円で、増税しても消費税のことは気にしなくてもいいのです。
余談ですが、火災保険の契約する際には土地代を抜いた『建物価格』を計算する必要があるのですが、建物価格が分からずに実際必要な火災保険金の設定で行っていなかったり、その契約していた火災保険が土地代も含んで余分に保険料を支払っている契約をしているケースを見かけることが、正直なところございます。
もし建物の価格を知りたい場合は消費税の金額から逆算すると建物価格が計算できます。
上記のモデルケースの場合ですと、
160万円÷消費税(8%もしくは0.08)=2000万円
といった形です。消費税は3%や5%の時もございましたので、その時に支払った消費税が『いつ』だったかも確認が必要です。
住宅ローンの金利が上がった時のシミュレーション
次が住宅ローンの金利が上がった時のシミュレーションです。
【モデルケース】
●土地・建物 合計:2000万円
●住宅ローン金利:1%(仮に35年返済すると仮定)
このようなモデルケースがあるとします。仮に住宅ローン2%で35年間返済になると、それぞれの返済総額は
住宅ローン1%:約2371万円
住宅ローン2%:約2783万円
その差額は約412万円です。
先ほどの消費税上昇の結果と比較をすると、
- 消費税が8→10%(2%上昇)した場合 : 160万円
- 住宅ローン金利が1→2%(1%上昇)した場合 : 約412万円
これほどまでに違います。
ご覧いただいている通り、住宅ローンを借りるときは、消費増税も気になるところではございますが、ぜひ金利のことも意識をして計画的なご利用をしていただければと思います。