『脳卒中』と『脳血管疾患』ってどう違うの?【埼玉・草加の保険代理店 サンクフル・アイ】
前回のブログでは心筋梗塞と心疾患の違いについて書きました。
※前回のブログはこちら
この違いを理解することはとても大事なことだと思っていただけたらうれしく思います。
今回は『脳卒中』と『脳血管疾患』との違いです。
前回の『心筋梗塞』と『心疾患』との違いと同様に、このことも理解しておくと、万が一の時に保険金支払いの対象となるかどうかの目安が分かるかと思います。
引き続きご覧いただければと思います。
『脳血管疾患』 『脳卒中』とは
脳血管疾患とは文字通り、脳の血管のトラブルにより脳細胞が破壊されてしまうという病気の総称です。前回ブログで書いた『心疾患』と似たような立ち位置です。
おもな脳血管疾患には・・・
- 出血性脳血管疾患 (脳出血 くも膜下出血)
- 虚血性脳血管疾患 (脳梗塞など)
と2つに分類されます。これらを総称して脳卒中と呼びます。
脳血管疾患と脳卒中の違いはそれほど違いはありませんが、脳卒中に該当しない脳血管の病気は脳血管疾患になります。
※参考資料
全国健康保険協会(参考にしたサイトはこちら)
一過性虚血発作(TIA)とは
みなさんは一過性虚血発作(TIA)をご存知でしょうか?
この病気を簡単に説明をすると、「脳梗塞の前触れ」の病気とも言われています。ですので、虚血性脳血管疾患の1つと言われています。
この病気、症状としてはこのようなことが出てきます
- 言葉が出なかったりろれつが回らなくなる
- 口が閉まらずよだれが垂れる
- 手足の片方がしびれる
- 目の片方が見えにくかったり、モノが二重に見える
などです。そしてこれらの症状が通常5分以内に治まる点です。
この症状を長期間放置してしまうと、脳梗塞になる確率が高くなると言われています。
某女性芸能人もこの病気で緊急搬送されました。脳血管疾患では短期間で退院できたのはこの一過性虚血発作(TIA)の段階で家族が症状に気がついたからと言われています。
「おかしいな」と違和感を感じたら脳の検査も視野に入れることも大切だと思います。
もしこうなったてしまった場合、保険では保障されるか、気になるかと思います。
実はこの一過性虚血発作(TIA)は、約款で記載されていない場合があります。この状態でも保障を受けたい場合は、もしかしたら保険の見直しが必要なのかもしれませんね。
気になる方は加入している、もしくは加入する保険の約款を見てみることをお勧めします。
今回は脳血管疾患と脳卒中について書いてみました。
それほど違いはないですが、細かく見るとちょっとした違いも見えてくるかと思います。
心疾患・心筋梗塞と同様、脳血管疾患や脳卒中も生活習慣からくる病気ですので、正しい知識を身につけて、病気にならないような生活を送ることが大事だと思います。