『火災保険の保険金が使える』という住宅修理業者にご注意下さい。
日本損害保険協会のサイトに注意喚起を促しております。
サイトはこちら
実際起きたケースにつきましてはサイトをご覧いただければと思いますが、ケースとしましては台風や竜巻、雪による自然災害で傷んだ箇所を修理をすると偽るケースがあるとのことです。保険金請求のお手伝いをすると言って修理の契約をさせられ、後日修理をしないということで解約依頼を業者にしたところ違約金を取られるといったケースがあるとのことです。
サイトのリニューアル前にもこの記事を書いたのですが、今回もまた書いたのは、書いた自分が各保険代理店が集まる講習会に参加しまして、保険会社の事故受付時に対応する部署の方々が、これに似たケースをどの保険会社も受けているということでした。
結局のところ約款に保険金のお支払事項に該当をするので保険金を支払う場合もあるとのことですが、あとあと調べると同じ事案で同じ業者が修理をしているといったケースがあるとのことで、保険会社から保険金を出させ契約者は1円も損をしないで修理ができるということを謳い文句で営業をしている修理業者が存在するようです。
イイ方であればそれは問題ないのですが、残念なことに悪徳業者も存在するのも事実のようです。保険代理店を営んでいる者からいくつかアドバイスができればと思います。
※自然災害(台風や大雪等)が襲ってきたら、自分の身の安全が確保できたら建物の外や建物内を一通り見て不具合があるところがあるかどうかを確認してください。微妙な判断になりそうなら工務店の方や建築関係に精通されている方に診てもらうとよろしいかと思います。
確認ができたら契約している保険会社・保険代理店へご一報下さい。保険金の請求権が3年とありますが、損害の確認が取れしだい連絡を入れましょう。
※もし保険金請求を代行すると言われても契約者ご自身で請求は行ってください。請求代行をすると言って契約書にサインをした結果、違約金を求められたり契約金を悪徳業者へ納めてしまったがために詐欺にあったりしてしまうようです。
手間でも契約者様ご自身でご連絡をして下さい。怪しいと思われる契約書にサインをしてしまった後ではもう手遅れかもしれません。
保険約款に記載されていることで保険金のお支払事項であれば保険金請求を受けられます。保険金を出すところは契約している保険会社の損害担当をしているところで、修理業者ではありません。少しでも詐欺被害に遭わないようにお気をつけ下さい。