生命保険の考え方 昔と今
生命保険ってみなさんどうお考えでしょうか?このブログを書いている私はこの保険業を行う前に思っていたことは、生命保険というか保険のことは全然考えておらず、周りを取りまく環境(友人や家族の人)からは反対をされました。その反対を押し切って自分もこの保険業をやってきましたが、いろんなことを学びそして保険に対する誤解をワケもわからずしていました。
こうやって今の自分がやっていられるのは、お客様はもちろん周りの環境の理解があってできていると思います。本当に感謝の心でいっぱいです。
大げさかもしれませんがそう思っております。
いろいろな方にお会いをして生命保険の提案をさせていただきましたがキャリアを重ねていくとともに生命保険の考え方も変わってきているなと実感したため、ここでは生命保険の考え方の今と昔をおおざっぱではありますが書いていこうと思います。
そもそも生命保険の始まりは万が一亡くなってしまった場合の保障に対しての保険からスタートしております。ですのでよく生命保険の話をするときに、
「死んだ時の保険は必要ないよ!もう違うところで入ってるし。」
とおっしゃられる方も多いです。
少々持論が入りますが、自分自身が最初に入る民間の保険は小さい時から親が契約者となって払っている『学資保険』かもしくは『養老保険』だったりしていないでしょうか?ちなみに自分は養老保険に入っていました。満期がきて満期保険金もいただきました。
この2つの保険『学資保険』と『養老保険』はどちらも万が一亡くなってしまった場合に死亡保険金受取人の方にお渡しする保険です。
そしてその時の考え方が亡くなってしまった時の保障を重きを置いていた提案でした。すべて漢字で書かれている保険会社がその売り方をよくしていました。そして特約(オプション)で入院時の保険を付けて保険販売というスタイルでした。そのスタイルばかりで販売をするものですから、保険の入り方はそのスタイルしかないものだと思われても無理もない話だと、保険業をやりはじめて理解しました。
その売り方も悪いわけではないのです。もともと死亡時の保険しかなかったようですので。
昭和40年代は平均寿命は男性で60歳後半、女性で70歳前半だったそうですが、今は女性は85歳くらいまで平均寿命はあり、男性も80歳に平均寿命が届いたとのことです。そう考えると人間はこの数十年で寿命が10年以上増えています。
これも食生活や健康志向の強いに日本人だからこそなのでしょうか。
しかし、寿命が長くなってさらなるリスクがでてきました。
- 病気に対するリスク
- がんを治療する金銭面のリスク
主に病気で入院・通院をする金銭面リスクが出てきました。そのため生命保険も入院費を保障する医療保険やがんで治療費が高額となってしまった場合を保障するがんに特化した保険を販売するようになりました。
そして最近の傾向は、入院の短期化に伴い通院をする機会が増えたが、重病で社会復帰不能と医師から宣告を受けた際に保障する就業不能時による収入減収を保障する保険や、長期高齢化に伴って介護状態になった時に必要となる費用を保障する介護保険と、保険商品もリスク別に増えてきております。
今では大きく4つ(必要に応じて5つ)のことを生命保険で考えるべきなのではないかと思います。
- 自分が亡くなった時の保障
- 自分が病気やがんになった時の保障
- 自分が大きな病気をしてしまって働けなくなってしまった場合の収入減少した際の保障
- 自分が介護状態になってしまった時の保障
- (金銭面に余力があれば)定年退職後からもらえる年金の上乗せの保障
保険という話はなかなか受け入れられないものだと自分でも思います。誰しも悪いことは考えたくないですから・・・
でも誰しも万が一はあります。今の世の中ですと人間は必ずいつか死にます。それまで人生長くなった分いろんな万が一はついてきます。その万が一に対して金銭面に不安を感じるのであれば保険をご検討していただければいいかなと思います。
これからも保険に関することブログで書いていきます。特に今回のことはカラダのことですので誰しもが関係してきます。
カテゴリ分けをしてできる限り見やすくしていこうと思います。
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